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マルハニチログループのやよいフーズ、約80億円投じて気仙沼に新工場建設

 マルハニチログループの㈱ヤヨイサンフーズ(東京都港区)は3月5日、宮城県気仙沼市赤岩港水産加工団地に新工場を建設することを決定したと発表した。

 同社は2017年度経営方針に掲げている通り、自社工場の生産供給能力が限界に近づいていることから、将来不足が予想される生産能力に対応するために新生産体制の検討を進めてきたが、気仙沼市内に最新鋭の工場を建設することにした。新工場建設に伴い、現在「水産加工品」を生産している気仙沼松川工場からライン移設を行い、気仙沼松川工場は閉鎖する。

 新工場の稼働により、マルハニチログループが成長分野と位置付ける冷凍食品事業における生産・供給体制をいっそう強化することで、事業のさらなる拡大を図っていく。

<新工場の概要>

工場名称:気仙沼工場(仮称)

所在地:宮城県気仙沼市赤岩港168番地

敷地面積:20,299㎡(6,140坪)/建物面積:7,317㎡(2,217坪)

延床面積:12,194㎡(3,689坪)/構造・規模:鉄骨・2階建て

着工予定:2019年04月/稼働予定:2020年11月

生産品目:水産加工品、介護食、水産カツ類

年間生産能力:6,400トン/投資金額:80億円(予定)

従業員数:設立時150人程度

 *東日本大震災後、旧気仙沼工場から他工場(清水、九州、長岡)へ異動した従業員を対象に帰還希望者を募るとともに、現地での採用も積極的に行っていく予定。

 ニュースリリース

 

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