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北越工業、本社工場内に高所作業車の新工場、2018年6月着工

 北越工業は、高所作業車を増産するため、約20億円を投じて本社敷地(新潟県燕市)内に生産子会社イーエヌシステム(本社:新潟県燕市)が塗装・組立の新工場を建設する。老朽化した設備を一新し、月間の生産量を現状より3割多い400台に引き上げる。(下記2紙要約版)

 高所作業車の販売は、東京五輪を控え、建設関連や物流センターの新設、中小企業の設備投資などの需要増を背景に年々伸長している。垂直昇降する自走式の国内構成比は台数ベースで2015年の35%から17年には60%まで伸びた。一方、海外向けはエンジンコンプレッサーや発電機などが売上高の大半を占め、高所作業車のシェアは低い。新工場で増産体制を確立し、現在35.5%の海外販売比率を40%まで高める。

<新工場の概要>

工場所在地:新潟県燕市 北越工業内/会社名:イーエヌシステム

工場面積:延床面積約8,000㎡(2階建て)

着工:2018年6月(予定)/稼働:2019年5月(予定)

投資額:約20億円/生産:月産400台、将来は同500台

従業員数:60人を増員(新規雇用20人含む)

 日刊工業新聞2月16日日本経済新聞3月8日

 

 

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