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セントラル硝子、中国でリチウムイオン電池用LiPF6濃縮液を製造、中国化学メーカーと合弁会社設立

 セントラル硝子は3月7日、中国の化学メーカーである広州天賜高新材料股份有限公司中国広東省広州市)の100%子会社である九江天賜高新材料有限公司(中国江西省九江市)と、リチウムイオン電池用LiPF6 濃縮液(LiPF6:六フッ化燐酸リチウム)の製造を行う目的のため、合弁会社を設立することに合意したと発表した。

 セントラル硝子は急速に市場が拡大しているリチウムイオン二次電池用電解液(以下「電解液」)の需要に対応するため、日本国内に次ぎ、韓国及び中国に電解液生産拠点を設立し、順次操業を開始している。更に昨年は欧州において電解液製造販売会社を設立し、全世界向けの供給体制を整備している。

 今回、LiPF6の独自製造法を有するセントラル硝子と電解液大手メーカーである天賜グループとの合弁事業を通じて、電解液の主原料であるLiPF6の低コストかつ安定調達を目指していく。

<新設合弁会社の概要>

名称:江西天賜中硝新材料有限公司

英文名称:Jiangxi Tinci Central advanced materials Co.,Ltd.

所在地:中華人民共和国江西省九江市

代表者:徐 三善 董事長

事業内容:LiPF6 濃縮液の製造販売

資本金:120百万人民元

決算期:12月31日

設立年月:2018年3月(予定)※当局認可後設立

出資比率:九江天賜高新材料有限公司 65%、セントラル硝子株式会社 35%

 ニュースリリース

 

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