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国際協力銀行(JBIC)、神星工機(愛知県)がタイで実施する自動車関連部品事業に融資

 国際協力銀行(JBIC)は2月28日、神星工機(本社:愛知県、松下昌史社長)のタイ法人SHINSEI KOKI (THAILAND) CORPORATION LIMITED(以下、SKT)との間で、融資金額49百万タイ・バーツ(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結したと発表した。三井住友銀行との協調融資によるものであり、協調融資総額は70百万タイ・バーツとなる。(1タイ・バーツは約3.36円)

 融資は、SKTがタイのチョンブリ県において実施する自動車用シフトレバー及び関連部品の製造・販売事業に必要な資金を、現地通貨建てで融資するもので、SKTの工場増設に充てられる。

 神星工機は、自動車用シフトレバー及び関連部品等の製造・販売を行う中小企業で、2013年にSKTを設立し、グローバルな生産体制を強化してきた。昨今のアジアにおける自動車市場の拡大を背景に、神星工機は、SKTを通じて自動車用シフトレバー及び関連部品の製造・販売を拡大することで、日系自動車メーカーを中心に販売拡大を企図している。融資は、こうした神星工機の海外事業展開を、タイ・バーツ建て融資にて支援することで、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するもの。

 JBICは今後も、日本の公的金融機関として、こうした現地通貨建て資金ニーズへの対応を含め、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、タイ等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していく。

 ニュースリリース

 

 

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