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インドネシアのユナイテッド・トラクターズ、2017年売上は42%増、コマツ建機は74%増

 インドネシアのUnited Tractors (ユナイテッド・トラクターズ:UNTR 、本社:ジャカルタ)は3月1日、すべての事業部門の業績改善により、2017年の連結売上高は前年比42%増の64.6兆ルピア(約6,460億円、2016年:45.5兆ルピア)に達したと発表した。(1インドネシアルピアは百分の1=約0.01円、表は億円で見やすく修正しています)

 ユナイテッドトラクタ2017年通期売上データ

 売上高に沿って、同社の純利益は前年比48%増の7兆4,000億ルピア(約740億円、2016年:5兆5,000億ルピア)になった。主に、営業数量の増加と利益率の向上によるもの。2017年のUNTRの1株当たり利益(基本および希薄化後)は、前年比48&増の19億8,500万ルピア(2016年:13億4,100万ルピア)に上昇した。

 建設機械事業の売上高は、前年比69%増の24兆7,100億ルピア(約2,471億円、2016年:14.6兆ルピア)となった。主力であるコマツ製品の販売台数は前年比74%増の3,788台(2016年:2,181台)となった。特に鉱業やプランテーション部門からの売上が増加しており、UNTRの内部調べによると、コマツの市場シェアは35%で、市場リーダーとしての地位を維持した。

 UD Trucksなどの他の分散ブランドの販売台数は前年比94%増の700台(同:361台)、Scania製品の販売台数は倍以上の1,116台(同:532台)。ユニット販売、スペアパーツおよびメンテナンスサービスは顧客の機器艦隊のライフサイクルを維持し改善する必要があることから、同22%増の7兆ルピアに達した。

 そのほか、鉱業契約部門の売上高は前年比23%増の29.6兆ルピア(2016年:24.0兆ルピア)、総石炭生産量は1億920万トンから3%増の1億1,260万トン、一方、過剰負荷除去量は14%増の8億80万bcm (2016年:7億150万bcm)となった。

 鉱業部門は、石炭取引量が減少したことにより、石炭販売量が8%減の630万トンとなったが、平均石炭販売価格の上昇により売上高は40%増の7.2兆ルピアになった。第4のセグメントである建設業の売上高は同69%増の3兆ルピアとなった。

 全体として、同社の連結売上高には、鉱業契約セグメントが46%、建設機械が38%、鉱業が11%、建設業界が5%の構成比だった。

 

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