現代ロボティクス(本社:大邱)が2月13日に発表した2017年第4四半期(10~12月)連結業績によると、売上高は前期比28.5%増、前年同期比45.3%増の5,676.1(十億)ウォン、営業利益は前期比77.7%減、前年同期比61.5%減の552.2(十億)ウォンとなった。(1ウォンは約0.1円)
第4四半期の売上高は、前年同期を上回ったのは原油価格の上昇による製油所(リファイナリー)部門の売上が増加したこと、前期比では、現代エレクトロニクス&エネルギーシステム及び現代建設機械が連結に加わったことによる。営業利益は、現代重工業からの持分法損益217.6(十億)ウォンにより減少した。
現代重工業グループは業績不振を打開すべく、2017年4月より、幾つかの事業を分社化、事業を大きく再編した。その結果、現代ロボティクスをホールディングカンパニーとして、その傘下に建設機械部門など4社を新たに傘下に組み入れた。
それにより、2017年第3及び第4四半期は、Hyundai Robotics の傘下にHyndai Oilbank、Hyndai Grobal Seavice、Hyndai Electric &Energy System、Hyndai Construction & Eqipmenがぶら下がる形となっている。ホールディングカンパニー名のロボット部門の売上を大きく上回る製油所などの部門が下部組織になっている。
2017年における建設機械部門の売上高と営業利益については、直近2年間の現代重工業と現代ロボティクスのプレゼン資料等によると、第1四半期から第4四半期までの数値を単純合算すると、売上高は、2,434(十億ウォン)、営業利益は、139(十億)ウォン。2016年の売上高2,171(十億)ウォンと比較すると、前年比12.1%増、営業利益139(十億)ウォンは2016年の109(十億)ウォンと比較すると27.5%増となっている。
■現代ロボティクスについて
1984年にロボットビジネスを開始し、1987年に初めて溶接ロボットを生産し、2016年には40,000台以上の産業用ロボットを初めて生産した。 Hyundai Roboticsは、このような結果に満足するのではなく、産業用ロボット、掃除ロボット、およびシステムビジネスを強力に推進し、韓国で唯一の独立した技術を築いている。 特に、ボディワーク溶接ロボットは、2008年には一流のグローバル製品に、2011年にはクリーンロボットに選ばれた。2017年4月より、現代重工から分社した4社の持株会社(ホールディングカンパニ)ーとなっている。
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