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IHI環境エンジニアリング、埼玉西部環境保全組合から「(仮称)鳩山新ごみ焼却施設整備・運営事業」を約177億円で受注

 ㈱IHIのグループ会社である㈱IHI環境エンジニアリング(本社:東京都江東区、以下IKE」)は三井住友建設伊田テクノス(本社:埼玉県東松山市)および㈱クリーン工房(本社:埼玉県さいたま市)の企業グループにより埼玉県鶴ヶ島市、毛呂山町、鳩山町および越生町で構成される埼玉西部環境保全組合との間で「(仮称)鳩山新ごみ焼却施設整備・運営事業」について、2月15日に契約を締結したと発表した。

 事業は、埼玉県の鶴ヶ島市、毛呂山町、鳩山町及び越生町の1市3町から、排出される可燃性ごみを安定的かつ安全に焼却処理する施設を鳩山町内(予定地:埼玉県比企郡鳩山町大字泉井、熊井地内)に建設し、完成後、15年6か月にわたって、施設を運営管理するDBO(Design,Build,Operate)方式が採用されており、施設からは可燃ごみを焼却処理する過程から得られる熱を利用し、発電等、地球環境に配慮した効率的なエネルギー回収も行う。

 施設の整備については、IKEを代表とする三井住友建設、伊田テクノスの3社による共同企業体で施工を行い、施設完成後の運営事業については、IKEとクリーン工房との出資により設立したSPC(特別目的会社)である『株式会社鳩山環境サービス』が、15年6か月にわたり、適正な処理と施設管理、啓発活動等を行う。

 このほど、組合が実施した総合評価一般競争入札では、遠隔支援システム等による施設の安全かつ安定的な稼働、燃焼制御システムや排ガス処理システム、高効率なごみ発電等による環境への配慮、災害時の避難場所としての機能等による災害対策の他、具体的な提案が評価され、受注に至った。

<事業概要>

1.発注者:埼玉西部環境保全組合(構成市町:鶴ヶ島市、毛呂山町、鳩山町および越生町)

2.事業名:(仮称)鳩山新ごみ焼却施設整備・運営事業

3.建設場所:埼玉県比企郡鳩山町大字泉井、熊井地内

4.事業期間:1)設計・建設期間:2018年2月~2022年9月

  2)運営期間:2022年10月~2038年3月

5.契約金額:17,725,935,320円(消費税含まず)

6.施設概要:ストーカ式焼却炉:130t/日(65t/24h×2炉)

7.事業方式:DBO(Design(設計)、Build(建設)、Operate(運営))方式

8.グループ企業

 1)代表企業:株式会社IHI環境エンジニアリング

 2)構成員:株式会社クリーン工房

 3)協力企業:三井住友建設株式会社、伊田テクノス株式会社

 ニュースリリース

 

 

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