新日鉄住金エンジニアリング(本社:東京都品川区)は2月21日、茨城県下妻市において、岡部より受注した総合実験センター「岡部(株)総合実験センター」の建設工事を竣工し、引渡したと発表した。
施設は、事務所併設実験棟(鉄骨造2階建、延床面積1,965㎡)、倉庫棟(鉄骨造平屋建、延床面積805㎡)の2棟で構成。昨年創業100周年を迎え、様々な建設資機材を製造・販売する施主が、建設関連の制振・免震・耐震商品開発のさらなる高度化・迅速化を目的とした開発拠点として位置付けている。
施設の建設では、特に実験棟で施主商品開発の中心を担う反力壁・反力床、および各種機械基礎に対し、新日鉄住金エンジニアリングの鋼構造エンジニアリング力を最大限発揮することにより、高品質な躯体性能を実現した。また、施主商品である「ベースパック」、新日鉄住金エンジニアリングのシステム建築商品である「スタンパッケージR」の採用により、実験棟・倉庫棟ともに短工期かつ高品質を実現している。