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CNHインダストリアル、ブラジル Sorocaba工場が世界クラスの製造業でシルバーレベルの指定を取得

 CNH Industrial’s(CNHインダストリアル、本社:ロンドン)は2月16日、ブラジル、サンパウロ州のSorocaba工場が、世界クラス製造(WCM)プログラムでシルバーレベルの認証を取得したと発表した。

 2010年に発足したこの工場は、生産性、品質、安全性、持続可能性、社内エンゲージメントにおいて優れた成果を生み出しながら、市場で最大規模の最新のコンバインハーベスタを生産することで際立っている。このサイトは17,000以上の部品を管理しており、12種類のマシンモデルと合計363種類の製品バージョンを同時に生産するコンバインハーベスタ専用の2つのアセンブリラインを持っている。

 WCMは、製造工場およびプロセスの統合管理の世界的な製造業界最高水準の基準の1つ。傷害ゼロ、欠陥ゼロ、故障ゼロ、廃棄物ゼロなどの目標を特定することにより、生産プロセスからの無駄や損失をなくすように設計された、継続的な改善に基づく柱構造のシステム。改善を証明するために、定期的な第三者監査のシステムは、すべてのWCMピラーを評価し、ブロンズ、シルバー、ゴールドの3つの達成レベルの基礎となる各プラントの総合スコアを形成する。

 Sorocaba工場は、コスト開発、早期設備管理、目標の明確化、組織のコミットメントの分野で大幅な改善を行った。そのレベルのWCM拡張では、生産領域の74%が現在リーン製造のコンセプトに対応している。約1,800人の従業員と総面積526,000㎡(18万㎡がカバーされている)では、Sorocaba工場の生産量は2017年11月に10,000台に達した。

 水の消費量に関しては、ラテンアメリカで2番目に効率的な工場であり、インテリジェントで相互接続されたデバイスを扱う46以上のプロジェクトがあり、業界4.0の取り組みを初めて採用した

 CNHインダストリアルの世界64工場のうち、すでに1つはゴールド(スペインのMadrid)に、もう1つはシルバーに認定されている。Sorocabaに加えて、Curitiba(クリティバ、PR)、Sete Lagoas(セテ・ラゴアス、MG)、Contagem(コンタジェム、MG)では、ブラジルの3工場がシルバー認証を取得している。

 Sorocabaサイトは、ISO 14001(環境管理システム)、OHSAS 18001(労働安全衛生)、ISO 50001(エネルギー管理)、OEA-P(税関セキュリティ)の認証を受けている。

 ニュースリリース

 

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