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国際協力銀行(JBIC)、大川精螺工業がメキシコで実施する自動車部品事業に融資

 国際協力銀行(JBIC)は2月15日、大川精螺工業(本社:東京都、大川直樹社長)のメキシコ法人OKAWA MEXICANA, S.A. DE C.V.(以下、OMSC)との間で、融資金額6百万メキシコ・ペソ(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結したと発表した。融資は、常陽銀行との協調融資によるものであり、協調融資総額は約8百万メキシコ・ペソ相当となる。(1メキシコ・ペソは約5.72円)

 融資は、OMSCがメキシコのグアナファト州において実施する自動車部品の製造・販売事業に必要な資金を、現地通貨建てで融資するもの。

 大川精螺は、精密冷間鍛造技術を中核に自動車部品等の製造・販売を行う中小企業。2012年にメキシコにOMSCを設立し、グローバルな生産体制を強化してきた。メキシコは北米の経済成長や自動車市場の拡大を背景に、自動車用部品の生産拠点として成長を続けており、大川精螺は、OMSCを通じて自動車部品の製造・販売を拡大することで、メキシコにおける事業拡大を企図している。融資は、こうした大川精螺の海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するもの。

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