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国際協力銀行(JBIC)、 IMEホールディングスがタイで実施する車載用電子部品事業に融資

 国際協力銀行(JBIC)は1月31日、㈱IMEホールディングス(本社:鳥取県、野口正堅社長、以下、IMEHD)との間で、融資金額300万米ドル(JBIC分)の貸付契約を締結したと発表した。融資は、三菱東京UFJ銀行との協調融資によるもの。

 融資は、IMEHDのタイ法人であるIM Electronics (Thailand) Co.,Ltd.(以下、IMET)が車載用電子部品の製造・販売事業を行うために必要な資金を、IMEHDに対して融資するもので、IMETの生産設備の増設に充てられる。

 IMEHDは、1978年に設立されたアイエム電子を中核とする企業グループの持株会社であり、グループとして主に各種車載用電子部品を製造・販売する中小企業。IMEHDは、自動車産業の需要拡大が見込まれるタイにおいて、2011年にIMETを設立し、タイにおける事業展開を行ってきた。今般生産能力を増強することで、グローバルに展開する自動車部品メーカー等への販売を拡大し、更なる事業の拡大を企図している。融資は、こうしたIMEHDの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するもの。

 JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、タイ等の成長市場において、中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していく。

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