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東洋機械金属、4~12月受注は28.2%増の266.5億円、売上は14%増の223億円

 東洋機械金属が1月29日に発表した2018年3月期第3四半期(4~12月)連結業績によると、受注高は266億5,000万円(前年同期比28.2%増)、売上高は233億8,500万円(同14.0%増)となった。うち、国内売上高は70億1,100万円(同2.0%増)、海外売上高は163億7,300万円(同20.1%増)となり、海外比率は70.0%となった。

 損益面は、売上高の増加や生産効率向上などのコスト低減に努め結果、営業損益は15億9,500万円(前年同期比17.2%増)、経常利益は16億5,500万円(同27.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は10億6,500万円(同35.1%増)となった。

 国内は好調な企業業績に伴い設備投資の意欲は回復傾向にあり、堅調に推移した。海外は、米州、欧州、中国やその他アジア新興国の需要が堅調に推移した。特に中国では、ローカルスマートフォンの特需や自動車関連市場が堅調に推移し、需要が増加した。このような市場環境のもとで、同社グループは、今年度を最終年度とする中期経営計画に基づき、事業活動を推進している。計画の3本柱である「グローバルでの営業力強化」「市場対応の製品力強化」「生産能力の増強」を重点施策として掲げ、業容の拡大に全力をあげ、取り組んでいる。

<射出成形機> 国内は、自動車関連及び生活用品関連市場に支えられ、需要が堅調に推移した。また、海外では、中国におけるIT・電子機器関連の小型機やその他のアジアにおける自動車関連の中大型機の需要が堅調に推移したことから、受注、売上は増加した。この結果、売上高は164億1,300万円(前年同期比10.6%増)となった。

<ダイカストマシン> 国内は、自動車関連を中心に需要が堅調に推移した。また、海外では、中国やその他のアジア、メキシコにおける自動車関連の需要が堅調に推移したことから、受注、売上は増加した。この結果、売上高は69億7,100万円(前年同期比22.9%増)となった。

 2018年3月期連結業績見通しは、売上高300億円(前期比8.3%増)、営業利益24億円(同31.6%増)、経常利益24億円(同31.7%増)、当期純利益15億6,000万円(どう3.6%増)と2017年4月26日公表値を据え置いている。

 ニュースリリース

 

 

 

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