世界的な少子高齢化、労働人口の減少により、ものづくりの現場では、人件費の高騰や人手不足の解消、そして生産性向上などを目的として、小型ロボット導入による自動化のとり組みが本格化している。
不二越では、2013年、世界最速・軽量コンパクトロボットMZ07(7kg可搬)を市場投入し、小型ロボット市場へ本格的に参入した。以降、MZ04(4kg可搬)をはじめ、可動範囲の広いロングアーム型、人と協働可能な低出力型など、MZシリーズのラインナップを拡充し、とくに世界の電機・電子・EMS分野において、高い評価とマーケットシェアを獲得している。
このような中、足許では、電機・電子・EMSをはじめ食品・医療品など幅広い産業分野で、FA化ニーズが高まり、搬送から組立、機械加工、包装・箱詰めまで、あらゆる人手作業をロボットに置き換える動きが強まっている。