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日本産業機械工業会、11月の産業機械受注は前年同月比102.9%

■2017(平成29)年11月 産業機械受注状況 発表日:2018年1月16日

1.概 要

 本月の受注高は4,500億3,900万円、前年同月比102.9%となった。

 内需は、3,156億6,800万円、前年同月比106.0%となった。内需のうち、製造業向けは前年同月比106.3%、非製造業向けは同118.9%、官公需向けは同66.8%、代理店向けは同108.0%であった。

 増加した機種は、ボイラ・原動機(118.5%)、鉱山機械(123.8%)、化学機械(100.6%)、プラスチック加工機械(101.3%)、圧縮機(108.3%)、運搬機械(171.4%)、金属加工機械(101.4%)の7機種であり、減少した機種は、タンク(17.7%)、ポンプ(91.4%)、送風機(78.3%)、変速機(94.4%)、その他機械(66.6%)の5機種であった(括弧の数字は前年同月比)。

 外需は、1,343億7,100万円、前年同月比96.3%となった。本月、プラント案件は無かった。

 増加した機種は、鉱山機械(175.0%)、化学機械(171.2%)、プラスチック加工機械(156.1%)、ポンプ(103.3%)、圧縮機(118.7%)、送風機(380.6%)、運搬機械(224.5%)、変速機(103.1%)、金属加工機械(198.1%)、その他機械(145.0%)の10機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(51.1%)、タンク(17.0%)の2機種であった(括弧の数字は前年同月比)。

2.機種別の動向

 (1)ボイラ・原動機:外需の減少により前年同月比92.2%となった。

 (2)鉱山機械:化学、窯業土石、鉱業、建設、外需の増加により同126.0%となった。

 (3)化学機械(冷凍機械を含む):電気機械、外需の増加により同109.6%となった。

 (4)タンク:石油・石炭、電力の減少により同17.7%となった。

 (5)プラスチック加工機械:その他製造業、外需の増加により同128.3%となった。

 (6)ポンプ:官公需の減少により同94.8%となった。

 (7)圧縮機:外需、代理店の増加により同112.9%となった。

 (8)送風機:運輸・郵便の減少により同87.3%となった。

 (9)運搬機械:卸売・小売、外需の増加により同191.7%となった。

 (10)変速機:電気機械、官公需の減少により同95.7%となった。

 (11)金属加工機械:外需の増加により同128.0%となった。

 詳しくは、日本産業機械工業会

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