●年頭所感2018 三井造船株式会社 代表取締役社長 田中孝雄
・2018年1月5日 2018年社長年頭挨拶(要旨)
新たな100に向けてのスタートの年
持株会社が目指すところ
2018年4月1日をもって三井造船グループは、純粋持株会社体制へ移行し、経営と執行を分離します。三井造船は、社名も新たに「三井 E&S ホールディングス」となり、グループ全体の戦略立案、実行を行う組織となります。今までの船舶・艦艇事業本部は三井E&S造船株式会社に、機械・システム事業本部は株式会社三井E&Sマシナリーに、エンジニアリング事業本部は株式会社三井E&Sエンジニアリングとして、三井E&Sホールディングスの100%子会社となり、それぞれの事業戦略の立案・実行を行います。三井海洋開発や昭和飛行機工業など上場会社は、ホールディング会社が直接株式を保有します。
昨年からスタートした17中計のありたい姿は、「グループ総合力の発揮による利益率アップと収益安定化」です。三井造船の新たな100年に向けて、これをなんとしても達成するために、各事業の機動力・競争力を高めることのできる体制、成長分野への集中投資を行える体制とすることを目的として純粋持株会社体制への移行を決めました。
次の100年に踏み出す101年目の本年、体制も気持ちも新たに、従業員の皆さんが業務に向かうことで、それぞれの事業の成長、ならびに、新しい事業の創生が図られ、三井造船グループの企業価値を向上させ、安定的、長期的成長を続けていくことが出来ると考えています。
結び
今年は、次の100年に向けた節目の年であるのと同時に、大きな変革の始まりの年でもあります。これからの成長の為の変革であり、社会に人に信頼される企業であり続けるための変革です。次の100年に向けて、皆さん一丸となってチャレンジ精神を持ち、より高い山、即ち「社会に価値を作り出す企業グループ」を目指して、新たな「挑戦と改革」に果敢に取組んで行きましょう。
以上