国際協力銀行(JBIC)は12月22日、「海外展開支援融資ファシリティ」の一環として、森田化学工業(本社:大阪府、森田 康夫社長)との間で、貸付契約を締結したと発表した。融資は、民間金融機関との協調融資によるもの。
今回の協調融資は、森田化学工業の中国法人が、フッ化水素酸及びフッ素化合物の製造・販売事業を行うために必要な資金を、森田化学工業に対して融資するもの。(森田化学工業の国内・海外拠点)
森田化学工業は、1935年に設立された、フッ化水素を中心としたフッ素化合物の製造・販売を行う中小企業。融資は、森田化学工業の海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するもの。