ジェイテクトは12月22日、三菱重工業と工作機械・精密工具分野において、三菱重工の100%出資子会社である三菱重工工作機械(MAT、本社:滋賀県栗東市)への資本参加を含む事業提携に向けた協議を開始することで基本合意に達したと発表した。
3社の経営資源を合わせて活用することにより、工作機械事業の市場競争力強化及び規模拡大につなげるのが狙いであり、事業提携を通じて各社がこれまで積み上げてきた実績をもとに得意分野の補完性を活かし、技術力、営業力、コスト競争力などでシナジーを追求し、さらなる事業発展につなげていく。
事業提携に関する具体的な内容については、今後、2018年7月末日をめどとして、事業提携に必要な条件についての合意及び正式契約の締結を行うことができるよう協議を進め、決定次第、速やかに発表する。
<MAT概要>
社名:三菱重工工作機械株式会社
設立:2015年(平成27年)10月1日
本社所在地:滋賀県栗東市六地蔵130
代表取締役社長:岩崎 啓一郎
資本金:3,000百万円
事業内容:
(1) 工作機械、切削工具及びその関連製品に関する設計・製造・販売並びにコンサルティング業務
(2) 上記製品に関わる製品の据付、技術指導、アフターサービス等
最近事業年度における売上高:36,551百万円(2017年3月期単独)