千代田化工建設は12月20日、米国グループ会社である千代田インターナショナル社(テキサス州ヒューストン)と米国CB&I社が設立した合弁会社が遂行中のCameron LNG プロジェクトに関し、顧客Cameron LNG社との間で行われていた契約条件交渉が合意に至ったと発表した。この合意により、交渉の対象となっていた事項はハリケーンHarvey(ハーベイ)の影響を含め、全て解決したとしている。
■合意の主要なポイントは以下の通り。
・過去の未解決事項についての合意が確定し、全てのLNG トレイン(系列)の生産開始を2019年とすること
・早期完成インセンティブボーナス条項の設定
・今回合意したプロジェクトスケジュールに基づく、遅延賠償金起算日の見直し
千代田化工建設はLNGプラントのリーディングコントラクターとして、先進的なプラント設計手法と豊富な経験に基づくプロジェクトマネジメント力を駆使して、Cameron LNG プロジェクトの安全・確実な遂行に引き続き注力するとしている。