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プライメタルズテクノロジーズ、インド社向けにスラブ連続鋳造機2基と熱間圧延設備一式を受注

 プライメタルズテクノロジーズPrimetals Technologies、以下PT社)は12月19日、インドの鉄鋼メーカーであるJSWスチール社(JSW Steel Ltd.)からインド西部のマハーラーシュトラ州ドルビー工場向けに、スラブ連続鋳造機2基と年間生産能力500万トンの熱間圧延設備を受注したと発表した。2ストランド(条)式スラブ連鋳機2基は、初年度のスラブ生産能力として年間約450万トン、将来的には600万トンまで能力拡大も可能で、多数の技術パッケージにより、高い内部及び表面品質のスラブ生産が実現します。設備の稼動開始は2019年中頃の予定。

 JSWスチール社は、インドの大手民間鉄鋼メーカーでJSWグループの傘下にあり、カルナータカ、タミルナードゥ、マハーラーシュトラの各州に6ヵ所の生産拠点を保有し、年間の総生産能力は約1,800万トンになる。カルナータカ州トラナガル市の工場ではPT社の納入したスラブ連鋳機3基が既に稼働中。

 今回の設備が納入されるドルビー工場の年間生産能力は現在約500万トンで、PT社が新たに納入する連鋳機と熱間圧延設備は、他の設備投資とあいまって同工場の生産能力の大幅拡大に寄与する。JSWスチール社はさらに年間総生産能力を4,000万トンに拡大する中期計画を立てている。

 今回供給するこの連鋳機2基は、湾曲半径9m、凝固完了長34.5mで、将来的には36.9mに拡張可能。厚さ220mm、幅900~1,650mmのスラブを毎分最大2mの速度で鋳造し、将来的には毎分2.1mまで増速させる計画。

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