コマツは12月14日、完全子会社で防衛省向け装備品のサービス業務を行うコマツ特機㈱を2018年4月1日付けで吸収合併すると発表した。
コマツ特機は1989年に設立以来、コマツ製の防衛省向け装甲車の整備、補給部品販売等のアフターサービス業務を行ってきた。合併により、組織のスリム化、リソースの有効活用、間接コスト削減等といった事業の効率化を一層推進して、中期経営計画に掲げる「土台強化のための構造改革」を目指す。
なお、コマツ特機が北海道北広島市で行っている整備事業は、2019年3月末までに、石川県小松市の粟津工場内にあるコマツの特機製造所の生産機能に集約する。