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コベルコ建機、欧州事業を再編、オランダ法人軸にショベルとクレーンの販売・サービスを強化

 コベルコ建機(本社:東京都品川区)は12月7日、昨年4 月に行ったコベルコクレーンとの経営統合に伴う事業拠点の再編・統廃合の一環として、欧州事業を再編すると発表した。今回の欧州事業再編により、すでに発表している米州、中東・アフリカ、インド、東南アジア、中古車事業を含め、一連の関係会社の再編・統廃合は完了する。

 欧州事業の再編は、欧州地域での事業の効率化、販売・サービス体制の強化を目的に、欧州における事業体制の再編を行うもの。再編後は、オランダ現地法人を軸に欧州における油圧ショベルとクレーンの販売・サービスを行っていく。

 従来、コベルコ建機は主に欧州における油圧ショベルの販売・サービスはオランダにあるKobelco ConstructionMachinery Europe B.V.(以下、KCME)が、クレーンの販売・サービスはイギリスにあるKobelco CranesEurope Ltd.(以下、KCE)が行ってきた。

 今回、欧州における各国の多岐にわたるニーズに対し、より迅速かつ的確な対応を行うため、各々の課題をスムーズに共通認識できる事業体にするとともに、現地での事業運営を一本化し、欧州地域での事業の効率化と、販売・販売代理店網・アフターサービス網の強化を通じて、強固な現地販売ネットワークを構築する。

<統合会社の概要>

商号:Kobelco Construction Machinery Europe B.V.

本店所在地:オランダ アルメーレ市

代表者:加藤 誠

株主:コベルコ建機株式会社100%

目的:欧州、ロシア(CIS)、北アフリカ(フランス語圏)、イスラエルにおける建設機械の販売・サービス

統合日:2017 年12 月31 日

従業員数:60 名

ニュースリリース20171207(コベルコ建機の欧州事業再編について)

 

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