■建機の中国とマイニング機械が大幅増加
主力需要先の建設機械業界は、国内は主にレンタル業界向けを中心に新排ガス規制実施前の需要増の影響を受けた。一方、海外は米国のインフラおよびエネルギー関連向け需要が堅調に推移し、中国では全国的にインフラ工事が進み、一般建設機械の需要は大幅に伸びた。また、資源価格の上昇に伴いインドネシアやオーストラリアのマイニング(鉱山機械)の需要が大きく増加した。
建設機械部門の売上高は、国内向け33億4,300万円(前年同期比44.0%増)、海外向け7億4,200万円(同88.1%増)となった。なお、海外向けは、海外子会社及び商社を通じて販売している。また、自動車関連部門の売上高は3億1,200万円(同6.2%増)、産業機械部門の売上高は6,900万円(同32.1%増)となった。
2018年4月期の連結業績予想については、第2四半期までの業績動向を踏まえ、6月2日公表値を上方修正。売上高は、94億円(前回予想76憶円)、営業利益10億4,000万円(同6億8,000万円)、経常利益10億8,000万円(同7億2,000万円)、親会社株主に帰属する当期純利益8億2,000万円(同5億5,000万円)となる見通し。