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アトラス・コプコ、南アフリカの探鉱製造事業を買収

 Atlas Copco (アトラス・コプコ、本社:スウェーデン ストックホルム)は12月4日、南アフリカの鉱業探鉱用掘削消耗品メーカーであるRenegade Drilling Supplies Proprietary Ltd.の資産を取得することに合意したと発表した。

 Renegade Drillingは、南アフリカのヨハネスブルグを拠点とし、南アフリカ地域に製品を販売している。同社は、ドリルロッド、穴あけ工具、ダイヤモンドドリルビットなどの鉱山探査掘削消耗品を製造、販売している。従業員は22人。

 Atlas Copcoの鉱山・岩石掘削技術の事業部門長であるHelena Hedblom(ヘレナ・ヘドブロム)氏は、「Renegade Drillingをグループに迎えることができて喜んでいます。今回の買収により、当社の製品ポートフォリオが拡大し、鉱業探鉱用消耗品の製造のための地域的足跡が確立されます。」

 買収はまもなく完了する予定。購入価格はAtlas Copcoの時価総額に対して重要ではなく、開示されていない。この事業はAtlas Copcoの100%子会社で、2018年に証券取引所に上場されるEpirocのロック掘削工具部門の一員となり、株主の承認を得た。

■Atlas Copcoについて

 Atlas Copcoは、持続可能な生産性ソリューションの世界的なプロバイダー。グループは、革新的な圧縮機、真空ソリューションおよび空気処理システム、建設および鉱山機器、電動工具および組立システムを顧客に提供している。Atlas Copcoは、生産性、エネルギー効率、安全性、人間工学に焦点を当てた製品とサービスを開発している。

 同社は1873年に設立され、スウェーデンのストックホルムに拠点を置き、世界180カ国以上に展開している。Atlas Copcoは2016年にBSEK 101(約110億ユーロ:約1兆4,600億円)と約45,000人の従業員の収入を得た。

 ニュースリリース

 

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