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丸紅、タイCCE社向け廃棄物焼却・発電プラントの建設に着手

 丸紅は11月30日、WHAUtilities & Power社、Glow Energy社、Suez Environment社の合弁会社であるChonburi Clean Energy社(以下CCE)と、廃棄物焼却・発電プラント建設に係る一括建設請負契約を締結、建設に着手したと発表した。

 この案件は、タイ政府が推進する、産業廃棄物を燃料とした電力固定価格買取制度(以下FIT制度)に基づき、CCEが廃棄物発電事業者として、タイ南東部のHemaraj Chonburi工業団地内に発電容量8.63MWの廃棄物焼却・発電プラントを建設するもの。

 丸紅が設計、機器調達から土木・据付工事、試運転までを手掛け、2019年末に商業運転を開始する。ストーカ式焼却炉・ボイラー・排ガス処理設備は、日本の廃棄物処理プラントのトップサプライヤーであるJFEエンジニアリングから調達する予定。

 タイでは近年、産業廃棄物の不法投棄が問題となっており、今後も政府主導で産業廃棄物焼却・発電事業が推進されることが見込まれている。なお、丸紅は現在、この案件以外にもタイで同じく産業廃棄物を燃料とした廃棄物焼却・発電プラントを建設中。今後も需要の拡大が見込まれるタイにおいて、丸紅はこれからも日本の確立されたトップ技術を活用し、産業廃棄物処理事業に貢献していくとともに、タイ以外の東南アジア諸国における廃棄物処理事業にも積極的に取り組んでいく。

<関係会社概要>

会社名:Chonburi Clean Energy Company Limited

所在地:9/241-242 UM Tower Bldg. 24Fl. Ramkhamhaeng Rd. Suan Luang, Suan Luang,Bangkok 10250 Thailand

設立年:2016年7月7日

代表者:Mr. Brendan G.H. Wauters

事業内容:廃棄物処理事業

 ニュースリリース

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