神奈川県は11月29日、平成28年4月からスタートした企業誘致推進方策「セレクト神奈川100」により、今回6社の企業立地支援事業の事業計画の認定を行ったと発表した。
この他、キャタピラージャパン(同)が企業誘致促進賃料補助金を活用して、横浜市西区みなとみらい21地区のオフィスビルに本社を新設することになった。県では、「かながわグランドデザイン」第2期実施計画において、平成27年度から平成30年度までの4年間で県外・国外から100件の事業所の誘致を目標としており、今回の認定等により平成27年度からの累計で62件となる。
■認定等のポイント
○ 県外からの立地企業2社の新設計画、県内企業4社の再整備計画を認定。
○ 投資規模は、6社で合計約458億円。
○ この他、外国企業1社が企業誘致促進賃料補助金を活用して、民間賃貸オフィスに入居し、本社を新設。
【県外からの立地】
○ (株)村田製作所は、電子デバイスの研究開発及び製造販売を行う企業。今回は、横浜市西区みなとみらい21地区における研究所の新設計画をIT/エレクトロニクス関連産業として認定。
○ (株)ジーシーは、歯科材料及び関連機械・器具の製造販売を行う企業。今回は、川崎市高津区における歯科用医薬品を製造する工場の新設計画を先端医療関連産業として認定。
○ キャタピラージャパン(同)は、建設機械の開発、製造を行う外国企業。今回は、企業誘致促進賃料補助金を活用して、東京都にある日本法人の本社をみなとみらい21地区の民間賃貸オフィスに新設。