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現代建設機械、韓国初のオークションプラットフォームで新興市場を目指す

 現代建設機械(Hyundai Construction Equipment:HCE)は11月28日、26日に韓国の陰城郡(Eumseong)で韓国初の建設機械オークションプラットフォーム「現代建設機械オークション」を開始したと発表した。HCEは、中古建設機械のオークションを通じて、東南アジアなど新興市場におけるシェアを拡大する予定。

 HCEは、ベトナム、ミャンマー、ラオスなどの新興市場で新建設機械の市場シェアが最も高く、中古建設っ機械に対する需要も高い。同社はオークションを通じてこれらの国で中古建設機械を輸出し、後に新しい建設機械市場に引き込みシェアを拡大することで、ユーザベースを拡大したいと考えている。

 このオークションでは、ベトナム、香港、台湾、パキスタン、ケニア、チリなどの主要新興市場の約100ディーラーと海外の顧客から大きな反響を得た。オークションイベントの件数は、2018年から3回に増やし、1イベントにつき300台の建設機械を販売する予定。

 ベトナムTuyen Quang社の最高経営責任者Ngo Xuan Thuy氏は、次のように述べている。「オークションに使用された高品質の中古建設機械は、今日私を驚かせてくれました。だから、今日はたくさんのアイテムを買ったけど、来年はもっと買おうと思っている。」

 HCEはまた、オークションを通じて韓国の建設機械代理店の中古建設機械の負担を軽減し、国内市場でのシェア拡大を目指すための基盤を整える計画。HCEの2017年の国内市場シェアは36%で、2016年の26%から10%増加し、これは大幅に増加している。この成長は、流通支援センターの設立、販売・サービスネットワークの強化、国内代理店の拡大など、大胆なビジネスシステム改革によるものだった。現代建設機械オークションが来年から本格的に開始された後、中古建設機械の販売に伴い、HCEの新規建設機械販売が増加する見込み。

 HCEのKong Ki-young(コ・ギヨン)会長兼CEOは、このイベントの歓迎挨拶で、「HCEオークションの成功を背景に、韓国だけでなく海外市場でもシェアを拡大し続けるHCEのプロフェッショナルメンテナンス施設によって最高の状態に維持されている様々な建設機械を提供しています。」

 今年5月、HCEは、世界の建設機械市場で2023年までにトップ5にランクインすることを発表している。

 ニュースリリース

 

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