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フランスの建設機械、小型建機の構成比が78%まで着実に成長

 フランスCISMA(建設・インフラ・鉄鋼・ハンドリング機器製造協会)の11月15日発表によると、フランスでは、ここ数年の間に小型建機 (compact equipment )のシェアが着実に増加しており、2010年には土木建設機械(earthmoving equipment) 全体うち74%だった小型建設機械の比率が、2017年は78%を占めているようだ。

 重機( heavy :中・大型機)と小型建機がともに成長している場合、一般的な傾向として、小型建機は重機よりも強く、9月末(1~9月)には前年同期比でそれぞれ 22%増と 15%増になった。これは特に小型ショベル(25%増)、コンパクトホイールローダ(26%増)、コンパクトホイールショベル(43%増)に適用される。

 ただし、例外もある。スキッド・ステア・ローダの販売は1%減少、数年間構造的に減少しているローダーバックホーの販売は、昨年の3%減から12%減となった。最後に、レンタル業者への販売はダイナミックに変化した。2016年以来、土木建設機械が回復している。小型建機は、この傾向から最も利益を受けている。

 さらに、都市の発展に伴い、コンパクトな設備セグメントの位置付けが良好である。これらの機械は、都市開発および小規模建設プロジェクトで一般的に使用されている。このカテゴリの機械は、高い生産性と現場でのfootprint(足跡、トレース)を提供する。

  CISMAは、FIM(機械工学産業連盟)の専門組織。現在、CISMAはフランスの約3万1,000人を雇用する200社の会員で構成されている。生産の58%を輸出し、78億6,000万ユーロ(約1兆円:130円計算)の収益を生み出している。

 参考:フランスの油圧ショベル、1~7月で23%増、2017年は1万5,700台予想

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