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ブリヂストン子会社、オーストラリアに鉱山ソリューションの新拠点を新設

 ㈱ブリヂストンのオーストラリア子会社で鉱山車両用タイヤとコンベヤベルトの販売・サービスを手掛けるブリヂストン アースムーバー タイヤズ ピーティーワイ リミテッド(以下、BSEM)は11月16日、西オーストラリア州・ピルバラ地域に、鉱山ソリューションの新拠点としてピルバラ マイニング ソリューション センター(以下、PMSC)を設立したと発表した。PMSCでは2017年11月10日から営業を開始しており、2017年11月14、15日には開所記念の式典を開催した。14日の式典には、ケヴィン・ミシェル 西オーストラリア立法議会議員、カミロ・ブランコ ポートヘッドランド町長を来賓として招待した。

 PMSCは鉱山と港の両方に近く、使用される鉱山車両用タイヤ、コンベヤベルト、油圧ホース等の商品と関連するサービスのワンストップかつ迅速な提供が可能となり、“Pit to Port”のコンセプトのもと、鉱物の採掘から輸出される港までの一連のオペレーションを足元から支え、生産性向上・資産価値向上・コスト最適化等を通じて顧客の経営に寄与する。PMSCでは鉱山車両用タイヤの販売・保守・修理、リムの改修・修理、タイヤのフィッティングなどを組み合わせて、現場オペレーションに入り込んだカスタマイズソリューションを提供する。また、トラック・バス用タイヤを販売するグループ会社のブリヂストン オーストラリア リミテッドと協働し、トータルモビリティソリューションを提供する。

 同時に、PMSCでは「B-Tag」(※1)や「TreadStat」(※2)という同社グループが開発したデジタルツールを活用し、センター内に配備したITルームでデータを蓄積・解析し、顧客へのフィードバックを通じて顧客のオペレーションをより最適化し、生産性・資産価値向上等に貢献していく。

 ブリヂストングループでは、世界各地で鉱山事業者に向けてトータルモビリティソリューションを提供するべく、PMSCで培った技術とノウハウを横展開し、順次、新たなマイニングソリューションセンターを世界の主要な鉱山の周辺に設立していく予定。新たな顧客価値及び社会価値を顧客と協働で創り上げると共に、持続的・発展的なビジネスパートナーとしての関係を更に深めていく。

 ※1 Bridgestone Intelligent Tagの略。運行中の建設・鉱山車両用ラジアルタイヤの空気圧・温度を計測し、情報をリアルタイムで運転手や運行管理者に送信するシステム。

 ※2 建設・鉱山車両用のタイヤ・リム管理ソフトウェア。

<BSEM概要>

会社名:Bridgestone Earthmover Tyres Pty.Ltd.(ブリヂストン アースムーバー タイヤズ ピーティーワイ リミテッド)

所在地:オーストラリア ニューサウスウェールズ州 シドニー

CEO:仁保 滋

資本金:7,000千オーストラリアドル

資本比率:株式会社ブリヂストン 100%

従業員数:255名(2017年10月末現在)

事業内容:建設・鉱山車両用タイヤ等の販売及びそれに付随するサービス 他

<PMSC概要>

施設名:Pilbara Mining Solution Center(ピルバラ マイニング ソリューション センター)

所在地:オーストラリア 西オーストラリア州 ポートヘッドランド

従業員数:約10名

 ニュースリリース

 

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