日本産業機械工業会が11月13日に発表した平成29年度上半期(4~9月)における主要約70社の産業機械輸出は、アフリカ、オセアニアで増加し、前年同期比105.4%の7,066億円となった。単体機械は、アジア、中東、北アメリカで減少し、前年同期比93.9%の5,557億円、プラントは、アジア、オセアニアで増加し、前年同期比193.1%の1,509億円となった。
<機種別の動向>
(1)単体機械
[1]ボイラ・原動機:アジアの減少により前年同期比48.1%となった。
[2]鉱山機械:アフリカ、オセアニアの減少により前年同期比59.7%となった。
[3]化学機械:アフリカの増加により前年同期比140.8%となった。
[4]プラスチック加工機械:アジアの増加により前年同期比139.8%となった。
[5]風水力機械:アジアの増加により前年同期比120.6%となった。
[6]運搬機械
アジアの増加により:前年同期比161.2%となった。
[7]変速機:ヨーロッパの増加により前年同期比102.2%となった。
[8]金属加工機械:アジアの増加により前年同期比138.8%となった。
[9]冷凍機械:ヨーロッパの減少により前年同期比96.3%となった。
(2)プラント
発電、化学・石化、その他プラントが増加し、前年同期比193.1%となった。