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ハーモニック・ドライブ・システムズ、長野県安曇野市に工場用地取得、2018年3月から新工場として稼働

 ハーモニック・ドライブ・システムズは11月9日、長野県安曇野市の工場物件をワシントン靴店(本社:東京都港区)から取得したと発表した。取得予定価額は10億5,000万円で、物件の引き渡しは2017年12月上旬。ハーモニックでは、2018年3月から工場を稼働させる予定。

 同社グループは、“トータル・モーション・コントロールの提供”によって社会に貢献すべく、メカトロニクス製品及び精密減速装置といった各種駆動装置を開発・製造・販売しており、日本、アメリカ、ドイツ、韓国に製造拠点を展開している。製品の主要用途である産業用ロボット、半導体製造装置、フラットパネルディスプレイ製造装置などのさらなる市場拡大が予測される環境のもと、今後も大幅な需要増が見込まれる波動歯車装置 「ハーモニックドライブ®」の生産能力増強のために、新たな生産拠点の取得を検討してきた。

 新工場の選定にあたって、中核事業拠点である「穂高工場」との高い連携性の確保を念頭に検討を行ってきたところ、ワシントン靴店との間で安曇野市穂高有明の物件売買について基本的な合意に至った。

 工場物件は、将来の増産に対応可能な拡張性を有しており、今後の需要増加に合わせ、工場棟建設、機械設備等の設備投資を漸次実行することによって、2020 年度までに月産10 万台規模へ生産能力を高める予定。

<取得する工場用地及び工場棟の概要>

所在地:長野県安曇野市穂高有明5103

敷地面積:約51,600㎡

工場棟面積:約7,600㎡

取得価額:10億5,000万円(予定)

売主:株式会社ワシントン靴店(東京都港区芝5-16-2)

物件の引き渡し予定日:2017年12月上旬

<生産品目と生産能力>

生産品目:波動歯車装置「ハーモニックドライブ®」

操業開始時期:2018年3月

増加する生産能力の見通し:2018年:10,000台/月、2019年:50,000台/年、2020年:100,000台/年

 ニュースリリース

 

 

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