㈱ジーテクトは11月9日、中国・湖北省武漢市にある Wuhan Auto Parts Alliance Co., Ltd.(略称:WAPAC)の第二工場を湖南省長沙市に新設すると発表した。投資額は約4,500万元(約7億7,000万円)で、建屋面積は約6,900㎡、溶接設備を導入する。
同社ではれまで、湖北省武漢市の WAPAC から、湖南省長沙市の広汽三菱社へ車体部品の納入を行ってきた。今回、広汽三菱社の能力拡大を機に、WAPAC の車体部品生産量が大幅に増加することになったことから、物流効率改善による収益向上を目的とし、WAPAC の第二工場として、同市に溶接組立工場を新設することにした。
なお、この長沙市近郊には、中国エコカー最大手を始め、欧州系との合弁メーカーや、現地メーカーが集積していることから、今後、英国やスロバキアの拠点(同日発表)でのアルミボディ量産技術や、上海市にあるリサーチ拠点(G-TEKT Shanghai Representative (略称:GSR))で得られた情報等を活用し、中国市場での新たな取引の拡大を加速させていく。
<投資の概要>
(1)所在地:中国・湖南省長沙市
(2)建屋面積:約 6,900 m²
(3)主要設備:溶接
(4)総投資額:約4,500万元(約7億7,000万円)
(5)操業開始:2018年4月予定