■世界リーディングカンパニーの一軸ねじポンプの取扱開始
古河機械金属グループの中核事業会社である古河産機システムズ(東京都千代田区)は11月8日、ヨーロッパを始め、アメリカ、アジアなど世界70カ国以上で使用される一軸ねじポンプ(*1)を開発・製造している独SEEPEX GmbH(本社:ボトロップ市)の日本法人である日本シーペックスとODM(Original Design Manufacturing)契約を締結したと発表した。「古河シーペックスポンプ」として、11月15日より販売を開始する。
「古河シーペックスポンプ」は、通常より高粘度な液体や固形物の定量供給性に優れた一軸ねじポンプで、主な販売対象として、自治体(下水処理施設等)、プラントメーカー、化学・製紙業界、飲食品業界、製油・ガス供給会社、建設・造船業界等を想定している。初年度は販売台数100台を目指す。
古河産機システムズは、下水処理場、し尿処理場、上下水施設等の自治体向けへのポンプ販売で全国1,850カ所、累計18,000台の実績を持ち、渦巻き式の汚泥ポンプでは国内トップシェアメーカーとして評価されている。国内での実績・販売・サービスのノウハウを有する同社と、世界のリーディングカンパニー製品を有する日本シーペックスとの協業により、新たな技術と経済性のベストソリューションを市場に提供していく。
なお、11月20日より東京ビッグサイトにて開催されるINCHEM TOKYO 2017プラントショーで古河シーペックスポンプを展示する。
<日本シーペックス株式会社>
設立:2006年12月4日 日本支社設立(SEEPEX GmbH 100%出資)
所在地:神奈川県横浜市緑区白山1-18-2 ジャーマンインダストリーパーク
代表者:代表取締役社長 副島貴之
事業概要:一軸ねじポンプ、マセレータ、制御機器の製造、販売、サービス