(数値の開示は、10月31日に上海証券取引所で公開されているが、以下はニュースリリース。画像は三一集団の北京本社)
三一重工は世界第1位のコンクリート機械ブランドとしての地位を確立し、揚重機械、杭打機械などの市場シェアは着実に伸び、100トン以上のトラッククレーンと50トン以上のクローラクレーンの市場占有率で業界をリードした。
その間、三一重工は「一帯一路」(Belt and Road)の事業を深めた。国際化されたマーケティングシステムの変革を先取りし、海外販売代理店とその責任地域を調整し、海外地域のビジネス品質を引き続き改善し、インド、ヨーロッパ、中東、アジア太平洋地域などの地域で急速に成長した。
今年上半期、三一重工は国際事業を着実に進め、海外売上高は前年同期比25.9%増の57億9,000万元(約984億円)で業界をリードした。また、三一重工は、State Information Centreが唯一の建設業者としてリストアップした、最初の「影響力のある50位のBelt and Road ‘Enterprises」リストに登場した。
報告期間中、三一重工は革新的に開発し、ビジネス変革において重要な成果を達成した。中核事業の建設機械を運営しながら、三一重工はビジネスの変革を模索し、軍事産業、環境保護、消防などの分野で新たな進歩を遂げた。
今年6月、三一重工が独自に開発・製造した最初の消防車が長沙のラインを転用した。同じ時期に、三一重工が開発した環境に配慮した、水を節約したインテリジェント・スラグ・トラックがシリアライズされ量産に入り、20以上の国内の省で販売された。
業界関係者によると、建設機械業界は期待を超えて将来も有望視されている。世界で最も競争力のある建設機械メーカーの1つとして、三一重工は業界をリードする。
■三一重工について
三一集団有限公司(2016年売上高636億元)の中核企業。現在、三一重工は25の製造拠点、6つの販売地域、100以上のオフィスを構築しており、400を超える代理店と8,000のサプライヤーを世界中に抱えている。中国では、北京、長沙、上海、瀋陽、昆山、ウルムチに6つの工業団地を設立している。米国、ドイツ、インド、ブラジルにグローバルR&Dセンターと製造拠点を持つ三一重工の製品は、150の国と地域に輸出されている。今回のニュースリリースには記載されていないが、中国油圧ショベル市場の販売台数で約22%のトップシェアとなっている。