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豊田自動織機の産業車両、4~9月売上は25%(1,195億円)増の5,917億円

■販売台数は3%増の12万3,000台、年度見通しは26万5,000台に上方修正

 豊田自動織機が10月31日に発表した2018年3月期第2四半期(4~9月)連結業績によると、産業車両部門の売上高は前年同期比25%増(1,195億円)の5,917億円、販売台数は同3%増(3,000台)の12万3,000台となった。

 豊田自動織機2017年度第2四半期(産業車両)データ

 主力のフォークリフトトラックの販売台数が欧州・日本などで増加したことに加え、2017年4月にバスティアンソリューションズ有限責任会社5月にファンダランデインダストリーズ株式会社を子会社化したことも寄与した。

 販売台数12万3,000台(前年同期12万台)の内訳は、国内2万1,000台(同2万1,000台)、北米4万2,000台(同4万3,000台)、欧州4万1,000台(同4万台)、その他1万9,000台(同1万6,000台)。

 2018年3月期売上予想は、前年度比22%増の1兆2,460億円(前年度は9,881億円、前回予想は1兆1,560億円)、販売台数は同5%増の26万5,000台(前年度25万3,000台、前回予想25万5,000台)と前回予想を1万台上方修正した。

 販売台数は、国内4万3,000台(前年度4万台)、北米8万8,000台(同8万6,000)、欧州8万5,000台(同7万5,000)、その他3万9,000台(同3万8,000台)の見通し。

 世界経済は、先行きに不透明感はあるものの、総じて堅調に推移、eコマース市場の拡大による新規需要を含め、物流量はグローバルで増加する見通し。世界のフォークリフト市場は、今後2020年に向けて市場は底堅く緩やかな成長を持続すると予想している。

 同社では、顧客ニーズに応える高品質で幅広い商品の開発、アフターサービスや販売金融などバリューチェーンの強化、最適な物流ソリューションの提案など、商品力および販売サービスネットワークを強みに引き続き拡販していく。中期的な事業成長では、フォークリフト事業に物流ソリューション事業を加え、全体でのさらなる成長をはかる。

 ニュースリリース

 2017年第2四半期決算プレゼン資料

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