■販売台数は3%増の12万3,000台、年度見通しは26万5,000台に上方修正
主力のフォークリフトトラックの販売台数が欧州・日本などで増加したことに加え、2017年4月にバスティアンソリューションズ有限責任会社、5月にファンダランデインダストリーズ株式会社を子会社化したことも寄与した。
販売台
2018年3月期売上予想は、前年度比22%増の1兆2,460億円(前年度は9,881億円、前回予想は1兆1,560億円)、販売台数は同5%増の26万5,000台(前年度25万3,000台、前回予想25万5,000台)と前回予想を1万台上方修正した。
世界経済は、先行きに不透明感はあるものの、総じて堅調に推移、eコマース市場の拡大による新規需要を含め、物流量はグローバルで増加する見通し。世界のフォークリフト市場は、今後2020年に向けて市場は底堅く緩やかな成長を持続すると予想している。
同社では、顧客ニーズに応える高品質で幅広い商品の開発、アフターサービスや販売金融などバリューチェーンの強化、最適な物流ソリューションの提案など、商品力および販売サービスネットワークを強みに引き続き拡販していく。中期的な事業成長では、フォークリフト事業に物流ソリューション事業を加え、全体でのさらなる成長をはかる。