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三菱重工、4~9月受注は3.8減の1兆6,005億円、売上は4.3%増の1兆8,254億円、通期は受注・売上とも下方修正

 三菱重工業が10月31日に発表した2018年3月期第2四半期(4~9月)連結業績によると、受注高は前年同期比3.8%減の1兆6,005億円(前年同期:1兆6,644億円)、売上高は同4.3%増の1兆8,254億円(同:1兆7,505億円)、営業利益は同0.5%減の382億円(同:384億円)となった。

<受注高> パワー部門はGTCC(Gas Turbine Combined Cycle)、コンプレッサが増加、コンベンショナル火力は減少した。航空・防衛・宇宙部門は、艦艇と宇宙機器は増加、防衛航空機、特殊車両は減少した。インダストリー&社会基盤部門は、製鉄機械、フォークリフトが増加、商船、化学プラントは減少した。

<売上高> パワー部門は、コンベンショナル火力は増加し、GTCC、原子力は減少した。航空・防衛・宇宙部門は、宇宙機器は増加、防衛航空機、飛翔体は減少した。インダストリー&社会基盤は、フォークリフト、交通システムは増加、製鉄機械は減少した。

<営業利益> パワー部門はGTCC、原子力は売上減少により減益。インダストリー&社会基盤部門は、フォークリフト、ターボチャージャーは売上増などで増益。航空・防衛・宇宙部門は、宇宙機器は売上増により増益、民間航空機はコスト改善等で増益となった。

<2018年3月期見通し>

 2018年3月期の見通しは、受注高4兆円(前年度比6.4%減)、売上高4兆500億円(同3.5%増)、営業利益1,800億円(同19.6%増)、経常利益1,700億円(同36.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は800億円(同8.8%減)と5月9日公表値を下方修正した。

 関連資料はこちら→   三菱重工業2017年度第2四半期業績と17年度見通し(セグメント別)

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