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ヤンマー、自動制御で籾のロスを低減する 6/7条刈りコンバイン「YH6/7シリーズ」3機種を発売

 ヤンマー(本社:大阪市北区)は11月1日、自動制御で籾のロスを低減する6/7条刈りコンバイン「YH6/7シリーズ」3機種を販売開始すると発表した。

 日本国内では、離農された方の農地の集約による大規模化が進み、担い手農家1戸あたりの作業面積は増加傾向にある一方、オペレーターの高齢化による人手不足が問題となっている。さらに大型農業機械は排ガス規制など、環境性能についても配慮が必要となっている。

 同機は、自動制御で籾のロスを低減する「自動ロス制御」を業界で初めて搭載。スイッチを押すだけで収穫ロスを抑えた能率的な作業が可能となるため、新規就農者や不慣れなオペレーターでも安定した操作で収穫量を維持することができ、農家の収益確保に貢献する。

 また、ハイパワーと低燃費を実現したコモンレールエンジンに、PM(粒子状物質)を捕集するDPFに加え、新たにヤンマー独自の尿素SCRシステムを採用した。これらを組み合わせることにより、非搭載機と比べNOx(窒素化合物)の排出量を約1/10に削減することで、国内4次排ガス規制をクリアしている。

<商品概要>

商品名:6/7条刈りコンバイン 「YH6/7シリーズ」

発売日:2017年11月1日

販売価格:1,214~1,554万円(税別):ニュースリリース参照

販売目標:年間500台

 ニュースリリース

 

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