アイシン・エィ・ダブリュ工業は10月31日、今後需要が予想されるAT用トルクコンバータおよびその他部品の生産に向け、10月28日付で日本電気硝子が所有する福井県三方上中郡若狭町の若狭テクノバレーにある工業用地および建物取得についての不動産売買基本合意書を締結し、今年11月にAT部品生産会社「株式会社エィ・ダブリュ工業・若狭」を設立することを決定したと発表した。
本件は福井県の誘致紹介により実現したもので、福井県をはじめ若狭町の支援を得て、日本電気硝子との合意書締結の運びなった。
若狭テクノバレーは、1991年4月に福井県により造成された工業団地で、福井県南西部(嶺南地域)に位置し、舞鶴若狭自動車道の若狭上中インターチェンジに近接しており、物流やアイシン・エィ・ダブリュ工業本社へのアクセスにおいて利便性の高い立地。
<新会社の概要>
社名:株式会社エィ・ダブリュ工業・若狭
所在地:福井県三方上中郡若狭町若狭テクノバレー1号堤1番地
設立:2017年11月予定
資本金:4億9,000万円
出資比率 :アイシン・エィ・ダブリュ工業株式会社 100%
代表:取締役社長 深見 雅之(同社 取締役)
土地面積:80,304㎡
建物面積:工場棟 44,582㎡、 事務棟2,560㎡
総投資額:約200億円
生産品目:AT用トルクコンバータ 他
生産開始:2018年5月予定
従業員数:約50名(生産開始時点)