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コマツ、2014年基準の中型ハイブリッド油圧ショベル「HB205/215(LC)-3」を発売

 コマツは10月23日、最新技術を随所に織り込み、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律」(※1)2014年基準に適合した中型ハイブリッド油圧ショベル「HB205/215(LC)-3」を10月より発売したと発表した。

 新たな建設機械用排出ガス後処理システム(※2)採用し、窒素酸化物(NOx)と粒子状物質(PM)の排出量を大幅に低減している。また、耐久性をさらに向上した先進のハイブリッドシステムと新型エンジン、油圧機器のトータル電子制御により、燃料消費量を同社従来ハイブリッド機に比べ13%、同社従来標準機に比べ30%低減(※3)した。

 KomVision(機械周囲カメラシステム)を標準で装備するほか、当該機搭載の最新のKOMTRAX(機械稼働管理システム)は、オペレーターごとの車両運転情報の管理を可能にするとともに、排出ガス後処理システムの選択触媒還元(SCR)に必要なAdBlue®(※4)の残量についても確認可能にするなど、最新のICTを搭載。また、ロックレバー自動ロック機能を新たに採用し、安全性を高めている。

 さらに、国内で初めてパワーラインの保証延長と無償メンテナンスを取り入れたサービスプログラム「KOMATSU CARE(コマツ・ケア)」が新車購入時から付帯され、トータルライフサイクルコストの低減と長時間稼働に貢献する。

【公表価格】 *工場裸渡し消費税抜き

 HB205-3 : 2,800万円 / HB205LC-3 : 2,890万円

 HB215-3 : 2,970万円 / HB215LC-3 : 3,070万円

【販売目標】 200台 / 年(国内のみ、4機種合計)

※1.通称、オフロード法という。

※2.コマツディーゼル酸化触媒(KDOC)と選択触媒還元(SCR)を組み合わせて、NOxとPMを除去する新システム。

※3.同社従来機との比較(同社テスト基準による)。実作業では作業条件により異なる場合がある。

※4. ドイツ自動車工業会(VDA)の登録商標。尿素SCRシステム専用の高品位尿素水のこと。

 ニュースリリース

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