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英JCB、Loadallテレスコピックハンドラ開発から40年、22万台以上を販売

 英国の建設機械メーカー、JCB(本社:Staffordshire)は10月20日、革新的な機械設計とされるLoadall telescopic handler(ローダルテレスコピックハンドラ)が、開発から40年という大きな節目を迎えたと発表した。

 1977年10月20日に最初に投入されたのは、小さな機械のチームによって、機械の持ち上げと積み込み作業が機械的に行われたことだった。農業におけるLoadallの可能性は急速に高まり、農場でのマテリアルハンドリング作業、俵の積み重ね、穀物の積み込み、穀物の刈り取り、基本的なトラクター搭載の油圧ローダーの代わりになった。

 JCBは現在までに220,000台以上のLoadallsを販売しており、売上高は70億ポンド(約1兆500億円)を超えており、そのうち45億ポンド(約6,750億円)は輸出からのもの。(1ポンドは約150円で計算)

 今日、英国Staffordshireの世界本部でのJCB telehandlers(テレハンドラー)の毎日の生産は、開始以来最高レベルにあり、2016年に比べて年末までに25%の増加が見込まれている。JCBのRocester生産ラインから6分ごとに1つのLoadallがロールオフされることは製品として成功である。今日、マシンを作るビジネスは1,200人以上の人を雇っている。

 今日、JCBのLord Bamford(ロード・バムフォード)会長は、「1978年にLoadallを発売した当時、私たちは64機しか販売していませんでしたが、建設現場や農場で仕事が非常に簡単になったため、テレスコピックハンドラが人気を博してくれると確信していました。生産が歴史的レベルに達した40年のLoadallの成功を祝うことは素晴らしいことです。過去40年間この成功に貢献した世界中の皆様にお祝いを申し上げたいと思います。今後40年間を楽しみにして、これまで達成してきたことを築く必要があります。」

 ニュースリリース

■JCBについて
 JCBは、同族経営の世界的な建設機械メーカー。4大陸に約12,000人の従業員を雇用し、2,000のディーラー拠点を経由して150カ国で製品を販売している。
英国内6工場のほか、ドイツ、インド、中国、米国、ブラジルに生産拠点を設けており、300を超えるマシンを生産している。

   2016年の売上高は前年比12%増の26億2,000万ポンド(2015年:23億4,000万ポンド)、EBITDA(利息、税金、減価償却費および償却費控除前の利益)ベースの利益は34%増の2億8,700万ポンド(2015年:2億1,400万ポンド)だった。また、機械販売は10%増の6万6,011台(2015年:5万9,844台)だった。(1ポンドは約150円)

 

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