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日本政策投資銀行(DBJ)、中電工と共同でシンガポール企業への投資を実施

 日本政策投資銀行(DBJ1016日、㈱中電工(本社:広島県広島市)が行うシンガポールの電気工事事業者RYB Engineering Pte. Ltd.本社:シンガポール、以下RYB社)の株式取得に際し、買収SPCの発行する株式の引受を通じ、中電工との共同投資を実施したと発表した。

 中電工は中国地域の電力の安定供給を支える総合設備エンジニアリング企業で、創立80周年となる2024年度での目指す姿・目標を策定した「中電工グループ中長期ビジョン」において「中国地域だけでなく都市圏・海外でも存在感を発揮できるグループ」を目指すグループ像に掲げ、事業領域の拡大によりさらなる企業価値の向上を目指している。

 RYB社は技術的要求水準が高いデータセンター工事を中心に実績を上げている会社であり、その技術力はシンガポール国内で高い評価を得ている。

 本件は、中電工として初の海外買収案件であり、成長著しい東南アジア市場における新たな事業基盤を獲得することにより、中電工の海外展開および成長を一層加速させる取り組みとなっている。

 今回、中電工が東南アジア市場での事業拡大を目指してRYB社の株式を取得するに当たり、DBJが共同投資により支援を行うことが、中電工およびわが国産業の国際競争力強化に資すると期待されることから、「特定投資業務」を活用したリスクマネーの供給を行うことにした。

 ニュースリリース

 

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