■国土交通大臣認定を取得、長周期地震動にも優れた免震効果を発揮
新日鉄住金エンジニアリング(本社:東京都品川区)は10月16日、球面すべり支承「NS-SSB®※注」の最大変形量を従来の600㎜から950㎜に拡大し、2017年9月14日付で建築基準法に基づく国土交通大臣の認定を取得したと発表した。
「NS-SSB®」は、振り子の原理と鉄の技術を利用した免震装置で、建物重量が変化しても免震性能に影響しないことやコンパクトであること等を特長とし、2014年の販売以来、累計1,000台の実績を重ねている。
最大変形量の拡大により、免震層の変形量が大きくなるような長周期地震動にも対応可能となり、従来よりも適用範囲が広がった。ラインナップの追加により、構造設計者のより高度なニーズにも応える事が可能となる。