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国際協力銀行(JBIC)、不二コンクリート・トヨタ工機のインド第二工場建設・設備増強を支援

 国際協力銀行(JBIC)は10月13日、「海外展開支援融資ファシリティ」の一環として、不二コンクリート工業(本社:佐賀県、入江俊介社長)及びトヨタ工機(本社:東京都、豊田 実社長)のインド法人Fuji Silvertech Concrete Private Limited(以下FSC、本社:Ahmedabad)との間で2,380千米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結したと発表した。1ドルは約112円。

 融資は、㈱佐賀銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は3,407千米ドル相当。FSCがインドのグジャラート州で行うコンクリート製品の製造・販売事業に必要な資金を融資するもので、第二工場建設及び設備増設に充てられる。

 不二コンクリート工業はコンクリート製品の製造・販売、トヨタ工機はコンクリート製品製造用の型枠の製造・販売を行う中小企業。インドでは経済成長を背景としたインフラ投資需要の拡大が見込まれており、不二コンクリート工業及びトヨタ工機は、道路用の側溝や工業団地周辺の外壁など様々なインフラ事業に用いられるプレキャストコンクリート製品の製造・販売事業を行うFSCを通じた事業拡大を企図している。

 融資は、こうした不二コンクリート工業及びトヨタ工機の海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献する。

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