NTNは10月11日、顧客の利便性と、NTNブランドの向上を目的に、工作機械などに使用される精密転がり軸受のパッケージデザインをリニューアルしたと発表した。
新しいパッケージは、黒を基調とし、コーポレートカラーであるブルーでNTNブランドを強調したデザインを採用した。また、パッケージの製品ラベルに模造品対策を施した上、詳細な測定値を表示することで、開封による確認が不要になった。さらに、QRコードで検査精度など製品データを読み取ることが可能。新デザインは、2017年10月以降に生産される精密転がり軸受の国内生産分をはじめ、ドイツなど海外生産品にも順次適用していく。
NTNは、2015年4月より取り組む中期経営計画「NTN 100」の重点施策のひとつ「アフターマーケット事業の拡大」において、品揃えの充実や即納体制の構築、技術サービスを通じた顧客との関係強化など、さまざまな施策による事業拡大に向けたブランド力の向上に取り組んでいる。