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鍛圧機械、17年9月の受注は前年同月比35.4%増の393.2億円

 日本鍛圧機械工業会が10月6日に発表した2017年9月の受注総合計は、前年同月比35.4%増の393億2,000万円となり、3ヶ月振りにプラスに転じた。プレス系、板金系、サービス等ともに前年を上回った。前月、前々月の落込みを回復し、1~9月の暦年累計が17.1%増、4~9月の年度累計も13.6%増で推移しており、このペースの維持に期待したいとしている。

 機種別では、プレス系機械は前年同月比77.3%増の173億2,000万円。超大型が4.2倍増、大型2.1%増、中型3.7%増、小型も23.5%増。フォーミングは78.9%増だが、油圧プレスは42.7%減、自動化・安全装置は4.3倍増となった。板金系機械は前年同月比21.1%増の147億3,000万円。パンチングが38.2%増、プレスブレーキ31.0%増だが、レーザ・プラズマは1.7%減となった。

 内外別によると、前年同月比27.2%増の国内は192億円。自動車は49.3%増、金属製品製造業21.0%増、一般機械16.2%増だが、電機は9.4%減、鉄鋼・非鉄金属も29.3%減となった。

 機種計での輸出は前年同月比87.9%増の128億4,000万円。中国向け3.7倍増、東南アジア向け3.3倍増、中南米向け25倍増、欧州・インド向け2.3倍増だが、北米向け28.8%減、韓国・台湾向け49.9%減だった。

 ニュースリリース

 鍛圧機械2017年9月受注実績

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