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日本産業機械工業会、8月の産業機械受注は4,146億5,900万円で前年同月比133.5%

1.概要

 本月の受注高は4,146億5,900万円、前年同月比133.5%となった。

 内需は、2,485億5,100万円、前年同月比117.1%となった。

 内需のうち、製造業向けは前年同月比128.3%、非製造業向けは同136.8%、官公需向けは同88.4%、代理店向けは同103.9%であった。

 増加した機種は、ボイラ・原動機(166.2%)、鉱山機械(192.1%)、化学機械(106.8%)、プラスチック加工機械(124.1%)、圧縮機(116.2%)、送風機(119.5%)、運搬機械(110.4%)、金属加工機械(131.5%)の8機種であり、減少した機種は、タンク(56.2%)、ポンプ(93.0%)、変速機(90.2%)、その他機械(95.5%)の4機種であった(括弧の数字は前年同月比)。

 外需は、1,661億800万円、前年同月比168.7%となった。

 プラントは4件、773億5,100万円となった(前年同月比は、前年同月に案件が無かったため比率を計上できず)。

 増加した機種は、ボイラ・原動機(614.8%)、プラスチック加工機械(147.6%)、ポンプ(103.1%)、圧縮機(173.5%)、運搬機械(183.0%)、変速機(154.8%)、金属加工機械(131.2%)の7機種であり、減少した機種は、鉱山機械(47.1%)、化学機械(86.1%)、タンク(16.5%)、送風機(94.8%)、その他機械(26.9%)の5機種であった(括弧の数字は前年同月比)。

2.機種別の動向

(1)ボイラ・原動機:食品、電力、外需の増加により前年同月比281.1%となった。

(2)鉱山機械:鉄鋼の増加により同160.7%となった。

(3)化学機械(冷凍機械を含む):化学、窯業土石、電気機械、電力の増加により同103.6%となった。

(4)タンク:石油・石炭、非鉄金属の減少により同52.5%となった。

(5)プラスチック加工機械:その他製造業、外需の増加により同136.8%となった。

(6)ポンプ:官公需の減少により同95.5%となった。

(7)圧縮機:外需の増加により同139.8%となった。

(8)送風機:運輸・郵便、官公需の増加により同117.4%となった。

(9)運搬機械:食品、化学、外需の増加により同141.2%となった。

(10)変速機:外需が増加したものの、窯業土石、官公需の減少により同99.6%となった。

(11)金属加工機械:非鉄金属、金属製品、外需の増加により同131.4%となった。

 ※以下の資料は添付の関連資料「2017(平成29)年8月 産業機械受注状況」を参照

 2017年8月の産業機械受注状況

  ・(表1)産業機械 需要部門別受注状況

  ・(表2)産業機械 機種別受注状況

  ・(表3)2017(平成29)年8月 需要部門別機種別受注額

 

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