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デンソー、2020年までに米国生産会社に約1,000億円投資

■電動化・自動運転分野のグローバル生産体制を強化

 ㈱デンソーは10月6日、電動化や自動運転など新たな分野における生産体制を強化するため、米国テネシー州の生産拠点「DENSO MANUFACTURING TENNESSEE, INC. (DMTN)」(Maryville, TN )において、2020年までに約1,000億円(10億ドル)を投資するとともに、約1,000名の従業員を現地で新規採用する計画だと発表した。

 現在、DMTNは、デンソーグループにおける北米最大の生産拠点として、主に、オルタネーターやスターターなどの電装品、メーターやヘッドアップディスプレイなどの情報安全製品、またエンジンECU(Electronic Control Unit)などの電子部品を生産している。

 今後、北米地域においても、電動化や自動運転、高度運転支援など、新しい分野における製品の需要拡大が見込まれている。今回の投資では、主にこれらの分野における生産能力を増強するため、工場建屋の拡張、生産設備の新設、増強を行う。また、新たに約1,000名の従業員を採用し、現地での生産体制の強化を図る。

 デンソーは、1966年のシカゴ事務所開設を皮切りに、50年以上にわたり、米国での事業を展開してきた。また生産面では、1984年のミシガン工場の開設以来、現地生産を拡大し、現地に根ざしたオペレーションを行ってきた。今後も、環境や安心・安全といった重点分野における投資を進めるとともに、地域の顧客のニーズに応えることで、現地経済および自動車産業の発展に貢献していく。

<DMTNの概要>

社名:DENSO MANUFACTURING TENNESSEE, INC.

設立:1988年

所在地:1720 Robert C. Jackson Drive, Maryville Tennessee 37801, U.S.A.

社長:Jack Helmboldt

従業員数:3,665名 (2017年3月末時点)

事業内容:電装品、情報安全製品、自動車用電子部品の製造

 ニュースリリース

 

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