㈱SUBARUは10月2日、2017年9月末をもって汎用エンジン・発電機等の生産・販売を終了したと発表した。
SUBARUの産業機器事業は、1951年に旧大宮製作所(当時:大宮富士工業)で540cc の「M6型」エンジンの生産を開始してから60年以上にわたり事業を継続し、世界各国で生活基盤を支える動力源として高い信頼を得てきた。建設機械や産業機械、農業機械に搭載する汎用エンジンをはじめ、スノーモービルやオフロードカー等向けの高性能車載用エンジン、発電機、ポンプ等の完成商品を生産・販売してきた。
SUBARUは、今後の持続的成長の実現を目指し、事業の中核である自動車事業のさらなる競争力の強化に向けて、経営資源をより有効に活用するために、産業機器事業を終了することを決定し、2016年11月2日に公表していた。
なお、アフターサービスについては、SUBARU関連会社である産業機器株式会社(本社:埼玉県北本市)に業務を委託し継続する。
SUBARUの事業の中核である自動車事業へ経営資源を集中させることで、スバルブランドを徹底的に磨くため、事業構造のさらなる強化を図り、持続的成長を目指す。
<終了する事業の概要>
事業部署:オートモーティブビジネス 産業機器本部
事業内容:発動機、発動機搭載機器、農業機械、林業機械、建設機械、その他各種機械器具並びにその部品の製造、販売及び修理
※一部の車載用エンジン等については、お客様との供給契約の期間満了をもって生産・販売終了となります。
<アフターサービス委託会社の概要>
会社名:産業機器株式会社
所在地:埼玉県北本市朝日4-410
代表者:島田 和人
URL:http://subarupower-global.com/jp