東邦ガスは9月29日、昨年11月より建設を進めていた四日市工場で発電設備が完成、10月2日から営業運転を開始すると発表した。
発電設備は、電力供給における需給調整用の電源として、高効率なガスエンジンコージェネレーションを設置したもの。発電出力の調整により電力の需要変動に対応するとともに、排熱を工場内の都市ガス製造設備の熱源として利用し、エネルギー利用効率の向上を図る。また、環境性に優れた天然ガスを燃料とすることで、CO2などの排出量を抑制する。
<発電設備の概要>
発電容量:16,500 kW(5,500 kW × 3台)
発電効率:49.5 %
設備概要:ガスエンジン、発電機、排ガスボイラ、環境対策施設一式
使用燃料:天然ガス
所在地:三重県 四日市市霞1丁目22番地の5(東邦ガス四日市工場)