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トクヤマ、丸紅、東京センチュリーと共同で東3号発電設備を建設

 ㈱トクヤマは9月29日、かねてより計画を保留していた東3号発電設備の建設(計画出力30万kW、2009年10月環境影響評価書の公告完了)について、3社(トクヤマ、丸紅、東京センチュリー)による共同事業により行うことを決定、同日、当該事業に係る株主間協定書を締結したと発表した。

 発電設備の建設計画は、トクヤマ発電設備の中長期の大型補修、電力需要並びに既設発電設備の更新を見据えて2006年より環境影響評価を開始し計画を進めていたが、昨今の経営環境の変化に伴い建設計画を一時保留としていた。

 当該事業は、経済産業省が2014年度から2015年度にかけて実施した「リース手法を活用した先端設備等導入促進補償制度推進事業」の適用によるオペレーティング・リースを取り入れたスキームで行うもので、同発電設備については、アジア・北米等から輸入するホワイトペレット(※)を中心としたバイオマス燃料の混焼により、環境にも配慮した発電設備として建設・運用する計画。

 なお、発電設備は2017年10月より建設工事準備に着手の上、運転開始は2022年4月を目指している。

 ニュースリリース

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