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滝澤鉄工所、約8億円投じて建設した本社新工場が竣工、10月から稼働開始

 滝澤鉄工所は9月26日、本社事業所(岡山市北区)敷地内に建設していた「本社第5工場」が10月に完成、稼働を開始すると発表した。総額約8億円を投じて建設した工場の建築面積は約1,740㎡、延床面積は約3,100㎡。NC旋盤(主にTシリーズ)の製品組立、ユニット部品組立、部品倉庫として利用する。

 近年ニーズが拡大している「ターンキー」*案件の需要増加に対応し、全社的な生産性と収益性の向上を図るとともに、部品保管における外部倉庫への依存を低減させ管理コストを削減する。加えて、老朽化した一部既存工場の将来的な建て替えを見据え、生産体制の計画的整備を図る。

*ターンキー:複数台の工作機械とロボット等の周辺機器を連結し、自動化された生産ラインを構築すること。

<新工場の概要>

名称:株式会社滝澤鉄工所 本社第5工場

所在地:岡山県岡山市北区撫川983

建築面積:約1,740㎡

延床面積:約3,100㎡

建物構造:鉄骨構造2階建

建設費:約8億円(主要な付帯設備を含む)

稼働開始:2017年10月(竣工式:10月2日)

<新工場の特徴>

・2階部分を連結通路で接続したパーツセンター棟より効率的な部品供給を行う。

・2階で組み立てたユニット部品を1階の製品組立工程に供給することで、組立工程全体のリードタイムを短縮する。

・「生産指示」と「進捗状況」の見える化を実現する生産管理システムの構築により、ロスのない高効率な工場を目指す。

・屋上緑化の導入により環境へ配慮した。

 ニュースリリース

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